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2011-12秋冬ファッショントレンドは・・・!? 展示会リポート

2011年06月17日 09:06

Category : rie_miyata

こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。


次のトレンドを告げるのが、ランウェイショーや展示会。
「ガリャルダガランテ」の2011-12秋冬新作展示会にも
気になるトレンドアイテムが詰まっていました。


今回は6月に開かれた展示会をリポートして、
秋冬のおしゃれ長期予報を発表していきましょう。




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2011-12秋冬の新キーワードは「クラシカル(classical)」。


ちょっと古風な正統派の装いがこの秋冬には復活します。
時代で言うと、1960年代風のイメージでしょうか。
下敷きになっているのは、古き良き時代の雰囲気。
上品でレディーライクな着こなしにフォーカスが当たります。


上流階級のお嬢様、マダム的ないでたちですから、
スカートは膝下、ふくらはぎ丈の上品レングス。
きちんと感の伝わるスタイリングがキートーンになります。


ちょっと前まではリラックスやリゾートが
おしゃれの合い言葉だったのに、
たったワンシーズンで、ずいぶんと変われば変わるもの。
でも、それがファッションの醍醐味でもあります。


洋服以外で大事になってくるのが、
帽子やスカーフ、ストール、バッグなどの小物類。


女優ムードを醸し出すつば広帽子は
早くも夏のヒットアイテムになっています。


こういった小物類のあしらい方は
レディールックに欠かせない味付けになる上、
着こなしに華を添えてくれます。


靴では乗馬用のサルトルブーツが話題のアイテム。


お手本となるアイコンは
ずばり、英国王室に迎えられたキャサリン妃。


自分流にアレンジしながらも、
ラフに着崩さず、品格を薫らせるあのスタイリングは
見習いたいポイントがあちこちにあります。


この秋冬には様々な変わり種アウターが登場して、
アウターを着こなしの主役に据えたくなる気分に誘われます。


穏やか顔のロング・ニットカーディガンは
ほっこりしたムードがしなやかになじみそう。


「ガリャルダガランテ」お得意のファーやストールも
秋冬のおしゃれテイストにしっくり合うアイテムです。




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小物類もアイデアが詰まった新顔がそろいました。


写真の棚上を見ていくと、バッグにスカーフを
巻かれたものなど、クラシックな演出が目をひきます。


スカーフはクラシカル柄で印象的に仕上げるもよし、
ワイルドモチーフで別テイストを差し込んでもよしです。
着こなしの方向付けに使えるから、
今年はスカーフを買い足すとアレンジの幅が広がります。


ファーやストールは、ただ巻いたり掛けたりするだけで、
即座に装いの格上げに貢献してくれるアイテム。
それだけに素材感や色・柄は慎重に選びたいところです。




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ラックに掛かっているアウター、トップスは
いずれもレディーライクな着こなしにはまりそうな品ばかり。
渋めの色合い、レトロ感のあるモチーフは
着こなしのムードを落ち着かせてくれるはずです。


アウターは目に入る面積の一番広いアイテムだけに、
ぬくもりを感じさせる風合いや、
気品の漂う質感を意識して選びたいところです。。


手前に置かれたバッグはレザーとファブリックの
折り合いがちょうどいい具合についていて、
クラシカルな着こなしに風格を寄り添わせてくれそう。
ちょっぴり昔風の持ち手やベルト、
そして懐かしい気持ちにさせられる柄にも
大人の持ち物というイメージが感じ取れます。


帽子にスカーフ使い、しなやかシルエットのワンピ、
ダブルベルトが古風なバッグ、爪先を切り替えた
ストラップシューズと、レディーライク満載のスタイルです。




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ストールはこの秋冬のおしゃれに欠かせません。
防寒用としてだけではなく、むしろおしゃれの流れを
決めるキーアイテムとして着こなしのセンターポジションを
占めるから、次シーズンのストールは小物じゃなくて、「大物」。
巻き物の代表格ですが、広げて洋服のようにまとったりと
秋冬ファッションのストール技はさらに進化していきます。。
だから、広げて様になる色・柄を吟味して買い足すのが、
秋に向けての賢いお買い物になるはずです。
さらに、ファーストール&パールネックレスのコンビネーションが
オリジナルとしてお目見えするから、アレンジが楽しくなりそうです。




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こちらのネックウエアはバイヤーが一押ししているもの。
ブランドはIMUKA TIMUKAT(イムカティムカ)で
3ウェイで使い分けできる、作り込みの深い品です。
ファーストールの首もとに、ブローチのように
あしらわれているのは、ファーを外すと、写真のように
2パターンのネックレスに変身するという楽しい仕掛け。


大人っぽい女性像がイメージになるこの秋冬にふさわしく、
「ガリャルダガランテ」のテーマ背景には
格好の舞台、パリが選ばれています。


テーマは「CLASSIC RHEOLOGY(クラシック レオロジー)」。


「レオロジー」とは、物質の流れと変形に関する
学問の事で、「流動学」と訳されています。
クラシックにラグジュアリーなイメージを重ね合わせる
ことによって、表面上の変化を起こすものの、
本質的には変わることがなく、クラシックカジュアルの
本質がかえって際立つといった意味合いが込められているそうです。


ある女性のパリでの1日を4つの時間帯に分けて、
それぞれに似つかわしい装いを提案しています。


まずは朝。シフォンニットとジャージードレスに身を包んで
セーヌ河べりの遊歩道をそぞろ歩く。
ボウタイブラウスやワイドパンツに70年代を忍び込ませて。


昼下がりは秋風を感じながらギャラリー巡り。
秋からのセーヌの川風は冷たいが、
ニットのコートとセーターがぬくもらせてくれる。
レトロシックな装いは歴史的建造物が建ち並ぶ
パリの町並みに自然と溶け合う。


夜はバレエの殿堂、オペラ座で
エトワールたちの踊りに目を奪われる。
自分もつば広帽でつかの間の女優気分。
フェミニンとマスキュリンがクロスオーバーした
シックないでたちはディナーへのプレリュード(前奏曲)。


充実した1日の最後は、夜景を眺めながらのディナー。
冷え込む時間を迎え、タートルニットにケープコートを重ねて。
そして、ファーストール、ロンググローブを添えたら、
凛々しさとたおやかさを兼ね備えた
女優グレタ・ガルボを思わせる淑女のたたずまい。
ギャルソンが最高の席に案内してくれるのは、
もう今から約束されている--。


こういったストーリーを立てて、自分を主演女優に見立てるのは、
おしゃれを楽しむロマンティックな方法のひとつ。
物語を通してイメージがしっかり固まっていれば、
次に買い足すべきアイテムも思い浮かぶもの。
想像の翼をはばたかせて最高のおしゃれを
脳内シミュレーションした上で、この秋冬のショッピングを
存分に楽しんでくださいね。

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