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RIE MIYATA

ギフトは楽しい 一年の感謝を込めて「季節感を贈る」 選ぶよろこび

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こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。

「GALLARDAGALNTE(ガリャルダガランテ)」のルミネ新宿店」の月替わりブース「SERENDIPITY(セレンディピティ)」では、2017年の最後を飾る12月のテーマに「SEASONAL ITEM “GIFT”」を選んで、この時期にふさわしいギフトアイテムを取りそろえました。ありきたりのギフト商品とはひと味違う、選りすぐりのアイテムを用意しています。今回はこのギフトコレクションをご紹介します。

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「SEASONAL」と名付けているのは、四季のうつろいを感じられる品々とともに暮らすイメージを提案しているから。贈り先の生活に新たな季節感をもたらしたり、自分の空間に穏やかな時の流れを呼び込んだりできるアイテムを集めました。1年の締めくくりに、今年もお世話になった方への感謝を伝えるうえで好適なギフトになるはずです。セレンディピティの期間は12月27日までです(最終日は午後6時まで)。

それぞれにジャンルや性格の異なる、全部で9つのブランドやクリエイターなどが参加してくれました。ブース内に9コーナーが並んでいて、ちょっとした「博覧会」のよう。眺めて回るだけでも気持ちが弾んできます。

◆logi PLANTS&FLOWERS(ロジ プランツ アンド フラワーズ)

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¥5,000(+TAX)

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¥7,000(+TAX)

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「logi PLANTS&FLOWERS」はこれまでにもご紹介している、植物に関するクリエイター。今回はクリスマスや年末年始を控えた時期にふさわしく、パーティー飾りや室内装飾に使いやすいフラワーアイテムを用意してもらいました。

枝や葉っぱ、木の実などを束ねたスワッグ風のオーナメントは買ってそのまま壁に掛けられるので、クリスマスギフトに重宝します。キュッと結んだメタリックシルバーのリボンがニューイヤーに向かう気分を盛り上げてくれます。

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左¥7,000(+TAX) 右¥5,000(+TAX)

一方、日本古来のしめ縄を思わせるアイテムも登場。縄部分の色が紅白で異なるバージョンがあります。普通のフラワーショップで見かける、いかにも「お飾り」風な物とは違って、どこかアートライクな雰囲気が漂っていて、お客様が多くなりやすい年末年始のリビングルームを華やがせてくれそうです。

◆VOICE(ボイス)

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¥5,000(+TAX)

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¥7,000(+TAX)

「こえを聴き、こえを届ける」をコンセプトとするフラワーショップ「VOICE」(東京・神宮前)。「花からはじまる暮らしのかたち」を提案していて、今回のセレンディピティでも素敵なギフトを企画してくれています。

枝や花、実を組み込んだリース、スナッグなどは1つ1つ表情が違っていて、味わいが深くなっています。みずみずしい生木や生花ではないのに、自然な生命感があって、かえってタイムレスな美しさを宿しているようです。

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¥18,000(+TAX)

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左¥6,000(+TAX) 右¥4,000(+TAX)

麦や野草の束を何種類も逆さまに吊したアイテムは程よい野趣があり、飾り立てすぎないオーナメントとして、いろいろな部屋になじみそう。紅白の水引を添えたアイテムは新年のおめでたいムードも感じさせます。

◆EDGE Flower work(エッジ フラワー ワーク)

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左から¥4,000(+TAX) ¥4,000(+TAX) ¥6,000(+TAX)

近頃は植物を様々な見せ方・生かし方でインテリアとして楽しむ選択肢が広がっています。「ハーバリウム」もその1つ。ガラス瓶の中に入れた、乾燥処理済みの植物のことです。林惟彰コズモさんが手がける「花のない花屋〈EDGE〉」からは縦長のガラス瓶に入った、大ぶりのアイテムが用意されました。

白いパッケージは中身が見えるようになっていて、見た目のインパクトが大。手渡される前から、贈られる側の目が輝くはず。持ち手部分にリボンも添えられています。長期保存ができる特殊な液体に浸してあるので、長く室内において鑑賞してもらえます。本物の花ならではの生命感は年の初めにぴったり。

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左¥6,000(+TAX) 右¥4,000(+TAX)

真っ赤な南天の実、豊かな収穫のシンボルとも言える麦の穂を箱に詰めて紅白水引を巻いたアイテムは新年の贈り物に好適。日本の伝統を踏まえつつ、モダンにアレンジしたつくりに、贈り手のグッドセンスが薫ります。

◆郷土菓子研究社

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ベラヴェッカ¥1,800(+TAX)

スイーツのギフトはグローバルな味わいが楽しめます。菓子職人(パテシィエ)の林周作さんが代表を務める「郷土菓子研究社」が世界各地の郷土菓子を企画。ギフトで贈るだけではなく、「自分用」にも買い込んでおきたくなります。林さんは郷土菓子の魅力に取りつかれ、世界各地の郷土菓子の味を伝える取り組みを続けています。訪れた国は34カ国に達しました。2012年には自転車でユーラシア大陸を横断したそうです。16年には東京・渋谷に「Binowa Cafe」をオープン。17年には郷土菓子のレシピ集『世界の郷土菓子』(河出書房新社)を出版しました。

フランス東部、アルザス地方のクリスマス菓子「ベラヴェッカ」。ドライの洋ナシをはじめ、様々なドライフルーツを洋酒とスパイスに漬け込み、パン生地をつなぎに焼き上げました。薄くスライスして、クリスマスが来るまで少しずつ味わうものだそうです。食後のデザート以外に、ワインのおつまみにも相性が良いから、お酒好きの人にも喜ばれるでしょう。

 

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ポルヴォロン¥1,500(+TAX)

「ポルヴォロン」はスペイン南部、アンダルシア州がふるさとのアーモンドクッキーです。口に含むと、ほろりと崩れて、すぐに溶けてしまいます。口に入れてから、クッキーが崩れてしまう前に「ポルヴォロン」と3回唱えることができれば、幸せが訪れるという言い伝えがあるとか。もともとはクリスマスに食べるならわしがあったそうです。

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バーズラーレッカリー¥1,200(+TAX)

ソフトクッキーの「バーズラーレッカリー」はスイス北西の街、バーゼルの郷土菓子。スパイスとナッツをたっぷり使ったソフトクッキーです。ハチミツ、スパイス、アーモンド、柑橘ピールを合わせて硬めに焼きました。平らに延ばして、四角く切れ目を入れてあります。ネチっとした食感があり、生地を噛むたびに複雑な味わいが口の中に広がります。

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シェチェルブラ¥2,000(+TAX)

餃子のような形をした「シェチェルブラ」は中央アジアのアゼルバイジャンでおなじみの菓子。クルミのフィリングを、無糖のあっさりとした生地で包み焼き上げています。専用のピンセットで表面に独特の模様をつけてあります。生地を噛むと、ナッツとカルダモンの香りが口いっぱいに広がります。

◆Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル ビーン トゥ バー チョコレート)

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板チョコレート¥1,000~¥1,300(+TAX)

こだわりの強いチョコレートが人気を博しています。豆の調達からお客に届けるところまで一貫して手がける「Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)」と呼ばれるアプローチはその一例。東京・富ヶ谷にあるクラフトチョコレートメーカー「Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル ビーン トゥ バー チョコレート)」は、世界各地のカカオ農園に直接足を運んでカカオ豆を仕入れています。

さらに、板チョコレートができるまでの全工程を自社工房で管理。カカオ豆の持ち味を活かしたチョコレートづくりに取り組んでいます。チョコレートの最小限であるカカオにこだわるという思いを込めて、「最小限」を意味する英語「Minimal」をブランド名としているそうです。

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ホットチョコレート¥1,200(+TAX)

板チョコレートが5種類と、ホットチョコレート用のフレークが1種類の計6種類がそろいました。板チョコはコロンビア/トゥマコ産、ガーナ産、ベトナム産、ボリビア産、トリニダード・トバゴ産から選べます。

それぞれに風味が異なっていて、たとえばベトナム産の「FRUITY_BERRY_LINE」は名前が示す通り、カシスを思わせるジューシーな風味が印象的。トリニダード・トバゴ産の「SAVORY_HERBAL」杉樽やドライミントのようなハーブ風のフレーバー。飲み物用のフレークはホットミルクやお湯で溶かして、ホットチョコレートとして味わえます。カカオバターを追加していない分、ナチュラルなテイストが楽しめます。

◆和菓子店 青洋(わがしみせ せいよう)

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再評価が勢いづく和菓子も、なかなか手に入らない逸品を用意しました。「和菓子店 青洋(わがしみせ せいよう)」は知る人ぞ知る、京都市北区のお店。1ヶ月に3日間ぐらいしか店頭販売をしないので、首都圏では召し上がる機会が持ちにくい点でも、レアな贈り物になってくれます。和菓子づくりの伝統を受け継ぐ「有職菓子御調進所老松」で10年も修行した青山洋子さんが2012年に工房を開きました。

茶席の菓子は「一席一菓」といわれます。それぞれの茶会の参加者や趣向を踏まえて、亭主が茶菓子に思いを託すわけです。だから、菓子職人も「二度と同じ菓子は作らない」という意識で臨んでいます。この「一席一菓」のこころを深く知る青山さんは依頼主と菓子職人が相談しながら作るオーダーメイドを得意としていて、お茶会やイベント、お祝いなど、様々なシーンにふさわしい和菓子をつくり続けています。今回のセレンディピティでもガリャルダガランテ側からの依頼を受けて「冬のヒカリノなかの色」というテーマでオリジナル和菓子を考案してくれました。

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6個入り¥1,500(+TAX)

全部で6種類の和菓子を1個ずつ詰め合わせました。白いキューブの「ほうずい」は中にドライリンゴを入れてあります。薄緑で丸い、レモン味の「松露」は雪をかぶった松のイメージ。白・赤・緑を重ねた「すり琥珀」はこの時期にふさわしい雪と椿を思わせます。「琥珀」(透明、黄・水色)は冬の光を写し取ったかのよう。三角形の「生砂糖」はダイヤモンドダストから着想を得ています。「洲浜小春日和」は光に包まれた穏やかな冬の日をイメージしているそうです。

サイコロ風、丸形、井桁状、三角形など、それぞれに見栄えが違ううえ、風味も異なっているので、一度に食べるのがもったいなく思えてしまうほど。お菓子好きをうならせるに違いありません。なお、この和菓子は原材料に卵白と大豆を使用しています。

◆Brew Tea Co.(ブリュー ティー カンパニー)

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寒い冬に恋しくなるのは、カップ越しに伝わるお茶のぬくもり。今回のセレンディピティでは、紅茶もしっかりラインアップ。「Brew Tea Co.(ブリュー ティー カンパニー)」からは5種類の紅茶を提案してもらいました。

2012年に英国・リバプールでスタートし、今はマンチェスターを拠点とするティーブランドです。香りや味わいはもちろん、スタイリッシュなパッケージでも知られています。英語で「醸造」を意味する「Brew」の社名は英国北部のスラング「A brew(=1杯のティー)」に由来しています。

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¥1,500(+TAX)

今回用意した5種類はどれもティーバッグ入りの紅茶です。ティーバッグと聞くと、平べったい袋状の形を思い浮かべる人が多いようですが、「Brew Tea Co.」のティーバッグはナイロンメッシュの三角(テトラ)型。バッグが窮屈ではないから、リーフが伸びやかに広がり、最高の香りと味わいを引き出すことができます。

普通のティーバッグでは茶葉を細かくカットすることが多いのですが、こちらで使うのはカットしていない「ホールリーフ」。それぞれの茶葉にとって適切な分量のリーフをバッグに収めているので、茶葉の種類によってグラム数が異なる点にも、慣習にとらわれないでベストの紅茶を提供したいというこだわりが感じられます。

5種類の中身は「イングリッシュブレックファースト」「アールグレイ」「フルーツパンチ」「チャイ」「レモン&ジンジャー」。英字アルファベットだけでシンプルなパッケージはそれぞれのフレーバーを印象づけるカラーで彩られていて、贈られた相手が風味をイメージしやすくなっています。

◆SEEN(シーン)

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¥1,200~¥1,600(+TAX)

ファンが増えている中国茶も優品をそろえています。お茶を気持ちよく味わううえで欠かせないのは、お気に入りの器。そこで、今回はマグと中国茶を合わせて提案しています。今回のセレンディピティがデビューとなる、ガリャルダガランテが新たに立ち上げたブランドが「SEEN(シーン)」。点と点が線となり、線がつながって「SEEN(線=SEN+SEN、景色)をつくるというコンセプトです。第1弾の企画は「中国茶のある景色」。これからもセレンディピティの中で様々な景色とアイテムを提案していく予定です。

京都・白川疎水添いに建つ古風な洋館にある完全予約制の中国茶サロン「銀月サロン」が中国茶をセレクト。中国国家茶藝師で中国茶ソムリエの高田小絵子さんがさすがの目利きで5種類を選んでくれました。

「鳳凰単叢蜜桃香」は広東省の鳳凰山で採れる、フルーティーな香りの烏龍茶。生産地が限られていて、希少な白茶は、香り高い薔薇をブレンドた「白茶+薔薇」のセットで提供。「雲南紅茶」は柔らかくとろりとした、ハチミツを思わせる風味の紅茶です。

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¥800(+TAX)

お茶の中でも最も高級な芽の部分「銀針」にジャスミンの香りを丁寧に吸わせた「茉莉花茶」は極上のリラックスに誘います。ひとつひとつ手作りでデコレーションされた「スパイスティーアソートギフトパック」はいくつもの味わいが楽しめて、贈り物に向いています。

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ガラスマグ¥2,300(+TAX) 陶器マグ¥2,300(+TAX)

マグはガラスと陶器の2種類があり、持ち手のない、ソーサー(受け皿)付きの陶器カップも選べます。透明なガラスマグは静かでクリーンなたたずまい。陶器のマグ、カップは厚手で穏やかな質感があり、手にじんわりと伝わるぬくもりが気持ちまで温めてくれます。

◆KYOKO TSUDA(キョウコ ツダ)

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アクセサリーとグラフィックを手がけるデザイナーのブランド「KYOKO TSUDA」からはアクセサリーと一輪挿しが提案されています。平面を立体に変える過程で意味や価値を変えていく制作手法には多くのファンがいます。器を手がけるのは、今回が初めて。飾らない表情の一輪挿しは、どんな雰囲気の室内スペースにも融け合いそう。気負いのない自然な風情で花を引き立ててくれます。

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大ぶりのイヤーアクセサリーは、着姿が単調になりがちな冬場の装いに絶好のアクセント。丸みを帯びた朗らかな形が顔周りにやさしげなムードをまとわせます。

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ギフト選びは誰にとっても悩ましいもの。今回のセレンディピティには「選ぶよろこび」が待っています。植物の生命力に季節の変化を感じ、お茶うけの味わいにシーズンごとの楽しみを見付けるという「SEASONAL」の発想は、日々の暮らしを豊かにしてくれそう。

普段はなかなか感謝を示すきっかけがありませんが、クリスマスや年末年始はギフトという形で気持ちを贈る、またとないチャンス。今回の9つの提案は、選んで贈るときのワクワク感を再発見させてくれます。

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