Oct.12.2012
2:01 PM
[ Rie Miyata ]
おしゃれの秋!「ガリャルダガランテ」の新ショップ特集

 

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こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。

「ガリャルダガランテ」のショップは、全国に広がりを見せています。
今回は、この秋、立て続けにオープンした新ショップをご紹介しましょう。

まず、9月4日にルミネ新宿店がリニューアルオープンを果たし、
続く9月6日には百貨店初のショップとなった池袋東武店がデビュー。
さらに、10月4日には関西でもミント神戸店がリニューアルオープンしました。                     


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◆「ガリャルダガランテ」池袋東武店
ショップブログ( http://www.pal-blog.jp/galante-ikebukuro

東武百貨店の池袋本店が20年ぶりという大規模な
リニューアルを経て、2012年9月6日にグランドオープンしました。
今回の大改装ではファッションビルの要素を加え、これまでよりも若い
20代前後の顧客を迎え入れやすくリフレッシュさせています。

とりわけガラッと様変わりしたのは、1階からの低層フロアです。
百貨店では1階の定番的なレイアウトと言える、対面販売の
化粧品売り場は今回の改装で2階にお引っ越し。

その1階に「ガリャルダガランテ」のショップが出店しました。

驚いたのは、ショップの広さです。写真でも分かるように、
まるでブランドショップがいくつもつながっているかのような造り。
巨大でありつつ、開放的な雰囲気のガリャルダガランテの
世界に引き込まれていきます。


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セレクトショップが百貨店の「顔」とも呼べる1階に迎えられるのは、
極めて珍しいことで、新ショップへの期待度の大きさと
「ガリャルダガランテ」の高評価を物語っていました。

開店直後から、ショップにはお客様が何人も来店する光景を目にしました。
「ガリャルダガランテ」のオープンを知って訪れる方はもちろんですが、
1階という場所柄もあり、ディスプレイを見て、それに惹かれて入店
する人も多いようです。「ガリャルダガランテ」流の丁寧な接客から
試着につながるパターンも少なくないとか。
百貨店の中ということもあってか、年齢層が幅広いのも特徴です。


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店頭ディスプレイは、キレイめリラックスカジュアルなものが主流です。
「ガリャルダガランテ」のお得意とする、何パターンものアレンジができる
多Wayアイテムや、アウター類、ニット、ストールなども人気が高いそうです。

バッグやシューズ、アクセサリーなどの小物も充実し、店内奥スペースは、
インポートのアイテムが揃います。オリジナルアイテム以外に、奥行きの
深い商品セレクトが飽きさせず、ついつい滞在時間も長くなりそう。
広々とした店内でゆっくりとお買い物を楽しむことができます。


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写真は、池袋TOBU店限定カラー(モカ)のドレープコートです。
圧縮ウールニットベストがセットになっており、それぞれ単品でも
活用できる着回し度抜群の品。ドレープ使いがフェミニンで、
カーディガンやショール感覚でさらりと羽織れる上、軽くてシワにならず、
どんなファッションにも合わせやすい、重宝すること間違いなしの1着です。
着回しの幅が広がる、このようなアイテムが数多く展開されています。

日本全国から来場者を集める「東京スカイツリー」を開業させた
東武百貨店を含む東武グループは今、ほかとは違った盛り上がりを
もたらしていて、全国から大きな注目を集めています。比較的大人の
お客様が多かった池袋本店にも、今回のリニューアルをきっかけに
20代の女性客が増えて、これまで以上に若々しく華やいだムードとなりました。
仕事帰りにも寄りたくなるような充実した品揃えとなっています。


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★池袋TOBU店・小澤沙矢 店長
ニット 16,590円 パンツ 17,640円 バッグ 19,950円 全てGALLARDAGALANTE/帽子 34,650円 Selima

さりげないVネックに絶妙の着丈が、どんなボトムスと合わせても、
すっきり見えるニット。前身頃が柔らかいウールで、後身頃が
サテン素材という、実はハイブリッドな素材ミックスが魅力的。
パンツをブーツインして、帽子とバッグをアクセントにしています。
ブーツは以前購入したサルトルだそうで、逸品を大人キレイめ
カジュアルスタイルにアレンジしているところもセンスを感じさせます。

 

 


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◆「ガリャルダガランテ」ルミネ新宿店
ショップブログ( http://www.pal-blog.jp/galante-shinjuku

新宿にとどまらず、日本のおしゃれショッピングの流れを
変えたとすら言えるのが「ルミネ(LUMINE)」です。
百貨店、商業ビルといったショッピングスポットのカテゴリーに、
「エキナカ」「エキウエ」という新たなお買い物シーンを用意して、
仕事帰りに最新ファッションを駅から出ないでキャッチできるという場を
提供しました。2011年にオープンした有楽町店ではとうとう駅から飛び出しました。

いくつもあるルミネの中でも、新宿店は日本で一番の乗降客数を
誇る駅にあるだけに、そのリアルトレンド発信力は抜群です。
ラグジュアリーすぎず、モードすぎないほどよいオントレンドを体感できるので、
ここを訪れるだけで、等身大の東京ファッションに触れることができます。

百貨店に比べて若い客層が中心というイメージがあるようですが、
近頃はこういったリアルトレンドに惹かれて、30代、40代の
おしゃれ感度が高い女性も多く足を運ぶようになっています。

ファッションビルの場合、10代、20代の消費者が集まるケースが多いのですが、
今のルミネ新宿店には割と幅広い年齢層やキャラクターの来客が増えていて、
そのお客様の厚みがルミネ全体にとっても一段とおしゃれの奥行きを
深くする効果をもたらしていると言えそうです。


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実際に、9月4日のルミネ新宿店リニューアルオープン後にショップに
お邪魔したところ、館内には30代以上の大人女性でにぎわっていました。
「ガリャルダガランテ」のショップに訪れるお客様は、20代後半~40代の
ファッション好きの女性が多く、トレンドに敏感な方が大半と聞きました。

ショップ自体の面積はそう広くないのですが、逆に限られたスペース内で、
1点物のルミネ限定カラーのムートンなどもさりげなく展開されていて、
割と値の張るアイテムとお手頃価格のアイテムがミックスされた感じが、
宝探しをするかのような趣。こぢんまりしたショップながら、濃密で
味わい深い品ぞろえに、お客様は興味を持たれるようです。


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スキニーパンツやミニスカートも難なく受け入れるお客様が多く、
帽子や男前シューズなどの旬トレンド小物もよく売れるそうです。
もちろん、写真のような何パターンもアレンジできるバッグも人気。

最新ファッションについて積極的に情報収集している人が多く、
スタッフにもそれ以上のセンスが求められる場合が多いといいます。
雑誌やメディアにも登場する機会が多く、路面店の表参道店で
店長を長年務めていた大門さんがルミネ新宿店の店長として
異動されたことも、おしゃれ大人女子が多いルミネだからこそ。

そういった様々な意味で、感度の高い方がルミネの
「ガリャルダガランテ」に足を運ぶ価値は大きいと言えそうです。
ますます魅力的な館になってきたルミネ新宿店は、この館にふさわしい、
センスや感性を刺激してくれそうなラインアップで、迎えてくれます。


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★ルミネ新宿店・大門純子店長
トップス 47,250円 パンツ 79,800円 共にSWASH/シューズ 24,150円 FABIO RUSCONI/バッグ 50,400円 OLIVIA CLERGUE

ファンタジーあふれるプリントが注目を集める今シーズンは、このような
アート感漂うプリントにおしゃれ心をくすぐられます。ロンドン発「SWASH」の
トップスとパンツは今季流着こなしのはまり役です。モード界で人気浸透中の
柄セットアップのコーデを難なく着こなすのも上級ファッショニスタならでは。
バイカラーのポインティッドトゥパンプスとチェーン付きクラッチで
品の良いモードスタイルにまとめたところが参考になります。

 

 

 


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◆「ガリャルダガランテ」神戸店
ショップブログ( http://www.pal-blog.jp/galante-mint

もともと大阪から始まっているパルグループですから、神戸はお膝元。
関西のおしゃれピープルが愛する街、神戸には以前から神戸店が
ありましたが、ミント神戸店に移動して、新たなスタートを切りました。

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神戸きってのにぎわいを見せる三ノ宮駅前の複合型商業施設「ミント神戸」。
6周年を迎えた2012年10月4日に、新たに19店舗を迎えて
リニューアルオープンを果たし、2階に「ガリャルダガランテ」がオープン。
関西エリアの「ガリャルダガランテ」では最大級の広さを持つショップとなります。

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おしゃれの秋にふさわしく、次々とオープンを果たした「ガリャルダガランテ」。
機会を見つけて、ショップに足を運んで、それぞれの持ち味を感じてみてくださいね。

 

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